【足首ひねった】時の対処法3つ!実は骨折よりも怖い捻挫!放っておかずに早めの処置を

~夏の終わりぐらいからちょっと肌寒さを感じる秋の始まりにかけて~

 

本格的に寒くなる前に起こしがちなハプニング!

それは

「足首ひねったぁ〜」

「足首ぐねったぁ〜」

(まぁ、内容は一緒ですが・・)

こういうことが起こりがちです💦

 

 

今年はコロナで今までのような賑やかさにはかけますが、

季節がいいこの時期には運動会があったり

文化祭や学園祭、紅葉狩りなど

ちょっとしたお出かけや運動にはいい季節ですよねウインク

 

 

ここで、朝晩の冷えを忘れてはいけません💦

お昼は暖かいし、時間帯によったら暑いくらい

でも朝方や夕方、日が沈む頃には

ちょっと肌寒さを感じるようなこの季節

 

みなさん!要注意です!!

 

体がこの気温差になれる間もなく、

風邪で体調を崩しやすいのと同じぐらいに起こりがちなのが

 

『足首の怪我』

 

タイトルにも書きましたが、

足首をひねった(捻挫)、または

打撲や骨折というような怪我が増えます。

 

運動会で走ったり

文化祭・学園祭の練習をしたり

紅葉狩りの最中やちょっとしたお出かけに

足を踏みはずしてしまう💧

まぁ、いろいろな理由で足首に

何かしらのハプニングが起こりがち

 

 

その場合、骨折だと整形外科へ行って

レントゲン撮ってもらうのが一般的ですが

足首をひねったり(捻挫)、打撲ってなると

病院に行くほどでもないし・・っていう感覚で

どうも自然に放置されがちですよねガーン

 

 

実際、病院に行ってもレントゲンに異常が無かったら

シップや痛み止めのお薬をもらって

「あとは日にち薬(注1)ですね」

と言われることが多いと思います。

(注1)ひにちぐすり:時間が解決してくれるという意味。

精神的ショックを受けた場合にも使われます。

全国共通の言葉ではないらしいので補足。

 

 

骨には異常なくても

骨を支えている筋肉

にとってはめちゃくちゃ

異常事態アセアセなんですが!!!

 

 

 

ここであまり知られていないことが

「足首をひねった」

「打撲で青タンできた」

という場合の方が「骨、折った」という骨折よりも

はるかに体に与える衝撃は大きいということ!!

 

 

骨折も骨が「バキッ」といくわけですから

それなりの衝撃はあります。

骨が折れるくらいの衝撃ですから相当なものです

 

 

でも一瞬すぎてその衝撃に筋肉は追いつけないんです。

(筋肉からすると「今、何が起こったん??」ってな感じです)

なので筋肉の形には大きな変化がないので

骨がしっかり引っ付きさえすれば

筋肉は自然とほぼ元の形に修復されます。

 

 

しかし、捻挫や打撲の場合は骨は折れませんが、

中途半端な刺激によって筋肉が伸ばされてしまう。

さらに骨折と違って放置されやすい

捻挫や打撲の厄介なところは筋肉が伸ばされる

刺激が入ってしまうというところなんです💧

 

 

ここで弾力のあるお餅をイメージしてみましょう

わかりやすいと思います

 

 

弾力のあるお餅を包丁で真っ二つに切ります(=骨折の状態)

このお餅をまた元の形に戻そうとした場合、

切ったところをそのまま引っ付けたら

ほとんど同じ状態で引っ付きますよね

 

骨折も同じようなしくみで

先ほども書きましたが

骨さえズレずにちゃんと引っ付いたら

筋肉は元の形に自然と修復されていきます

 

しかし!!

 

今度はお餅を伸ばして二つに分ける(=捻挫の状態)

その伸びたお餅を元の形に戻すのはめちゃくちゃ大変ですよねアセアセ

しかも、伸びたままで放置されやすいタラー

(捻挫の扱いひどすぎる…えーん)

 

余計に固まってしまって元に戻りませんよね

これが骨折と捻挫の違いです

 

 

そして厄介なのは

たとえば足首をひねった場合

ひねった時に、足首の外側の筋肉が伸びてしまうとしましょう

すると反対側の足首の内側では筋肉が縮んでしまう

というめちゃくちゃアンバランスな状態の形になります

(足首をひねった場合はほとんど外側が伸びて内側が縮まるパターンです)

 

 

そしてそのアンバランスのまま立つし、動くし

ましてや痛いからシップ貼って引きずりながら

仕事するし、育児するといった方が多いでしょう

 

 

痛みがあるからとりあえずシップを貼りますが

シップで治るわけではありません。

その時に筋肉はお餅みたいに伸ばされて炎症を

起こしたことが痛みとして出てきます。

痛みの治まりは、シップを貼っても貼らなくても

いずれ筋肉の形が左右狂った状態に慣れると

痛みは落ち着いてくるんです

 

 

痛みがなくなるまで放置されるのが捻挫や打撲です

(同じ体なのにこんなにも骨折と扱いが違うなんて…ショボーン)

 

 

そして、捻挫の怖いところがこの放置状態が

後々、中年ぐらいになったころに悪さをしてくるんです

それが捻挫の後遺症です

 

 

なので、中年になって体の不調がでてきても

まさか何十年も前の捻挫が影響してるなんて思わないし

捻挫したことさえ忘れてる…タラー

(捻挫の扱われ方ってほんとヒドイ・・ショボーン)

体調不良の根本の原因が捻挫だったということはよくあります

 

 

なので「足首をひねった!」といって

ないがしろにしないでくださいね

 

たかが「捻挫」ではありません

私たちの体重を支えているのは足首です

おろそかにせず早い段階で処置をすれば

治りも早いですし、古傷として残ることもほとんどありません

 

 

そうならないために

【誰でも出来る自宅でのセルフケア3つ】

をお伝えしたいと思います。

 

先に結論をお伝えしますと

①  手を当てる(炎症を抑える)

②  足の指を揉む又は曲げる(筋肉を整える)

③  足首の運動をする(筋肉の動きを復活)

の3つです!

 

 

①から順に説明していきますね

 

①【手を当てる】

いわゆる「手当て」です(そのまんまですねw)

そのひねって痛い場所に軽く手のひら全体をそっと当てる

イメージはヒヨコを手のひらに乗せているような

優しい感覚で当てるといいです

 

力を抜いて当てていると(時間にして10分前後かな)

ドックンドックン拍動してきます

 

まずドックンドックン感じたら当てている手をそっと離してください

もしドックンドックンがわからなかった場合、いくつかの目安として

 

・手のひらにじんわり汗をかいてくる

・体のどこかがピクッと動く

・当てている手や体がモゾモゾ落ち着かなくなる

 

こういう合図があったら手を離すタイミングです

 

 

次に

②【足の指を揉む又は曲げる】

これは筋肉を整えます

爪の根本の両端にはツボがあります

(黒い点、全部がツボではありませんが全部の指を揉みます)

 

この黒い点に横から刺激を入れてください

その爪の根本には体の前後、外側、内側を通る

経絡(ツボが連なってできた道)の重要なツボがあります

そのツボに刺激を与えることで体全体の筋肉が調整されます

 

爪の左右を横からキュッキュッキュッと内側に向かって刺激を入れてもいいし

爪の両端をゴリゴリと揉んでもいいです

または指の根本から足裏の方へ曲げてもいいです

(これも経絡、筋肉の調整になります)

 

最初はめちゃくちゃ痛いと思いますが

筋肉が整ってくると痛みも軽減してくるので

めげずにゴリゴリしましょう

 

 

 

③【足首の運動】

これは固まった筋肉を動きやすくします

そして最後は呼吸で筋肉を整えていきます

 

この場合、足首を回せる姿勢でしたら椅子に座っていてもいいし、

長座の姿勢、もしくは寝ながらでもいいです

 

まずは足首を自然体の状態からスタートしましょう

やる運動は前後・回転・グーパーです

 

その運動をする時の呼吸は

足首が自然の位置からスタート⇒動かす時は吐く

元に戻す(足首の自然な位置)時は吸う

という呼吸の方法を利用します

 

 

・運動は捻挫をしていない足を先に動かす

・片足ずつ動かす

 

それでは動かしていきましょう爆笑

 

 

まずは前後運動

 
自然な位置から息を吐きながら底屈
底屈から息を吸いながら元の位置に戻す
次は
自然な位置から息を吐きながら背屈
背屈から息を吸いながら元の位置に戻す
 
 
この1セットを3回
 
 
まだ痛みはあるので
無理せずゆっくり動かしてくださいねウインク
 
 
 
 
 
次に回転運動
 

自然な位置から息を吐きながら内回し

自然な位置に戻ったら息を吸う

自然な位置から息を吐きながら外回し

自然な位置に戻ったら息を吸う

 

このセットを3回

 

これも無理せず力を入れず

ゆっくりと回すおねがい

(最初はあまり回してる感覚がないと思います)

 
 
 
最後はグーパー運動

 
 
 
 
息を吐きながら力まず曲がる範囲で曲げる
息を吸いながら自然な位置に戻す
息を吐きながら力まず反れる範囲で反る
息を吸いながら自然な位置に戻す
 
 
最初は痛いし指も動かないと思います
動いてるつもりでやってみて下さいねウインク
(ファイトハート)
 
 
 
 
最後は痛いところに手を当てて3〜5回
深呼吸して終わりましょう
(④までありましたてへぺろ)
 
 
 
 
筋肉は動かしているという感覚が
ないほど衝撃を受けていますガーン
 
 
 
優しく優し〜く労りながらおねがい
 
 
 

注)  あまりにも痛みがひどい場合は

無理に動かさず①の手当てだけでも

十分ですウインク

ある程度、痛みが治まったら

筋肉を動かせていきましょう!

 

 

筋肉が損傷を受けたら

呼吸と共に丁寧に

戻していく必要があります照れ

 

 

もし面倒だったり、なかなかうまくできないようでしたら

私が直接手当します!

 

 

その場合は痛みが落ち着いてからお越しくださいねハート