産後の むくみ の原因と解消法

みなさん、こんにちは(^^)

日々、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

今回は『産後のむくみ』とその解消法をお伝えしていきたいと思います。

そろそろ梅雨の時期に入りますが、梅雨が苦手な方って多いのではないでしょうか?

梅雨は気圧が下がるので晴天のようなシャキッとした気持ちいい感覚というよりは

「身体が重い」「気持ちが沈む」「手足のむくみを感じる」「息苦しい」などといった

どんよりとした感覚になる方が多いのではないでしょうか?

 

 

この梅雨の時期にむくむ方もいらっしゃいますが、産後のむくみと違うのは

出産後の身体を守ろうという反応「むくみ」とういう状態を作っているということです。

産後のむくみは多くのママさんが経験している症状で、目に見えてむくみの激しさもわかるので

悩まれていたり心配される方も多いようです。

 

出産後はただでさえ心も身体も不安定。。

出産したら戻ると思っていたむくみがなかなか戻らない・・

むくみの原因は何なんだろう?

いつまで続くのだろう?

ゾウさんの足のようにパンパンのままだったらどうしよう・・

 

など産後のむくみは精神的に不安になりやすい上に、育児に追われている環境の中で自分の身体に向き合う時間もない

といったママたちにとってはかなり厳しい状況なのではないでしょうか?。

そのような状態で赤ちゃんのお世話をしなければいけないと思うのは辛いですよね。

なるべくなら育児は楽しく余裕をもってやりたいですよね。

 

 

そもそも産後の「むくみ」ってどういうものなんでしょう??

 

成人の身体は約6割が水分で構成されていると言われています。

水分は筋肉や内臓などの臓器の成分となるほか、血液やリンパ液などの体液となって体内を循環し、

栄養素や老廃物を運ぶ働きをします。

皮膚の下(皮下組織)に蓄えられた水分は体温を一定に保つ役割もあります。

そして余分な水分は尿として排泄される仕組みになっています。

 

妊娠中は羊水や赤ちゃんに栄養を与える必要があるので、水分・血液量が通常の1.5倍ほどに増えます。

妊娠中に増えた水分は出産によって一気に体外に排出されるため、体内の水分が急激に失われ、

水分バランスが崩れてしまいます。

急激な身体の変化に対して本能的に身体を守ろうとする自然な働きが発動します。

その結果、必要以上の水分をためこんでしまいむくみも激しくなってしまいます。

これが「産後のむくみ」の大きな原因の一つだと言われています。

 

 

産後のむくみとして授乳もあります。

授乳も同じで体外から水分が出ていってしまうため、それを補おうと身体の中に水分をため込む

という働きが、結果的にむくんでしまうとういう状態を作ってしまいます。

 

さらに産後ならではで、授乳時やおむつ交換時の姿勢、夜泣きによる睡眠不足、睡眠不足からくる疲れや代謝ダウン、

免疫も落ちやすく、老廃物の排泄もされにくいという悪循環にもなりやすいため、

むくみやすく、むくみも解消されにくいというお身体になってしまうのが産後のお身体です。

さらに産後はお腹にも力が入りにくい状態ですので便秘になりやすいく、その排泄されない便の腐敗ガスが

お腹に溜まり下腹部の血流を圧迫したり、ガスの一部が体内に吸収され老廃物となります。

稀ですがガスが溜まることによって「むくみ」が生じる場合もあります。

 

色々と不快なことを並べましたが、産後のむくみは身体の変化と生活リズムが

大きく変わって起こる一過性のものなので、まず身体の状態と生活リズムが落ち着いてくると

むくみはいずれ元に戻る(三か月前後)ということを前提に生活をされるといいと思います。

 

しかし、むくみとともに急激な体重増加や頭痛、高血圧などの症状がある場合は

妊娠高血圧症候群の可能性もあるので一度、医療機関を受診することをオススメします。

 

 

 

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とは言え産後は、今までの身体の形が大きく変化し、その間も休みなく授乳やおむつ交換、

抱っこなどご自分のお身体に向き合う余裕がありません。

そこで、自宅にいながらムリなく産後のママでも簡単にできるむくみ解消法をお伝えいたします

 

 

 

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☆抱っこで身体を整える☆

抱っこする時ってたいがい身体を左右に振るか左右に体重移動しながら抱っこしますよね?

実はその抱っこの動きって骨盤をゆがませてしまうんです!

『抱っこは横揺れじゃなく縦揺れ』

ママにとって抱っこは日常茶飯事。

身体がまだ不安定だからこそ毎日する抱っこは意識して!

 

縦揺れ抱っこは足を前後に開いて前と後ろで体重移動をして揺らす。

骨盤の形や動きに沿って身体を動かすので崩れにくいんです。

むくみを改善したい場合は、前後の体重移動で後ろ足に体重が乗った時に前足のつま先を天井に向けて

ふくらはぎを伸ばす意識をする!

これだけです!

たまに前足と後ろ足を入れ替えながら交互にふくらはぎを伸ばしてください。

 

アキレス腱からふくらはぎを伸ばすことと、足の付け根の鼠径部(そけいぶ)を通っている

大きな動静脈を圧迫せず体内の循環を良くすることで滞りを防ぎます。

どうしても授乳の時やおむつを変える時も、猫背になりがちで座っている時にも足の付け根を圧迫しがちです。

毎日する抱っこだからこそ、ちょっとやり方を変えて下半身からの循環を良くすると、

縮こまりがちな肩やお腹、むくみやすい身体の改善に繋がります。

 

 

☆寝る前の時間を有効活用☆

◆ 仰向けに寝た時に足首を動かす

つま先を天井に向けてふくらはぎを伸ばす→つま先をバレリーナのように伸ばしてふくらはぎを縮める

この動きを数回繰り返して体内の巡りを良くしてから寝る

 

◆ 足を高くして寝る

体操後さらに効果をupさせるためにクッションやバスタオルを丸めて足の下に置き高くして寝る

 

◆ 深呼吸しながら眠りにつく

気持ちと身体を整えて寝ると短時間でも質の良い睡眠がとれます。

 

できたら全部組み合わせてする方がいいですが、時間的に厳しい状況なら

足首の運動だけでもいいですし、足を高くして寝るだけでもいいですし、深呼吸だけでもいいです。

夜泣きで目が覚めたとしても、睡眠不足や疲労感を感じにくくなりますし、

睡眠の質を上げることで身体の回復度も上がります!

 

今晩から早速使えるものばかりですので一度試してみてくださいね☆

 

 

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