腰痛あり! 足 の しびれあり!それも 右側 のみ!理由あります

みなさん、こんにちは(^^)

日々、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

さてさて今回のお題は「腰痛」+「右側の足のしびれ」

というポイントに絞ってお話を書いていこうと思います。

今までも腰痛に対しての記事はいくつか書いていますがまず

 

腰痛とは?

人の背骨はその場所によって名称が異なります。

頸椎(首の骨:7個)、胸椎(胸の骨:12個)、腰椎(腰の骨:5個)、仙骨・尾骨(お尻の骨:1~5個)

という風に背骨だけでもこれだけの種類に分けられています。

特に腰椎は形も大きく動く範囲も大きい。

さらに上半身の体重が最もかかるため負担も大きい。

 

腰痛に悩む日本人の数は年々増加傾向にあり、ここ数年で1000万超え!

10人に1人は腰痛持ちという状況です。

しかし医師の診察や病院での画像検査で腰痛の原因を特定できることは少なく、

全体の85%は原因が明らかでない腰痛(非特異的腰痛)と言われています。

骨と骨の間のクッションの役割をしている椎間板は画像にも映るので

病名もつけやすいと思いますが、筋肉と神経ましてや精神的な感情も関わっているとしたら・・

画像には映らないですもんね。

病名のつけようがありません。

 

そういった腰痛に「しびれ」が伴う原因として神経が圧迫されていることが考えられます。

首から腰(+お尻)にかけて連なる背骨には、真ん中を通る太い脊髄神経があり

そこから枝分かれをし、骨と骨の間を通って各臓器や筋肉にいく神経があります。

その背骨周囲の臓器や筋肉に何らかの不具合が生じて、神経の通り道をふさいだり、

狭めたりしてしまうと腰痛や足のしびれなどに繋がっていきます。

 

また神経が圧迫される場所によってしびれや痛みを生じる場所も変わってきます。

首でしたら手のしびれであったり、背中だと胃や心臓などに影響があったり、

また精神的に不安定な状態にも陥りやすいです。

しびれ以外でも神経が正常に機能しないと筋力の低下であったり

感覚障害、尿や便が出にくくなるなど様々な症状が生じます。

 

 

 

ここからが本題です。

なぜしびれが下半身の右側だけにでるのか?

 

まず人間の身体の基本が右から左にねじれやすい構造になっているのが一つあります。

病気と診断されていない事を前提にシンプルに右足のしびれだけを考えると、

人間の臓器はだいたい左右対称なので背骨から出る神経も左右対称に出ています。

しかし右側には左にはない大きな肝臓が位置しています。

その肝臓は左右の腎臓の位置にも影響し

人間の身体のバランスや動きにも大きく影響を及ぼしています。

右側に肝臓があるだけで感覚ではわからない程度ではありますが

体は右から左に若干回転しています。

私たちはほとんどの人がその状態で普段の日常を送っています。

ですので腰痛持ちで右から左への動作が多い場合は、

さらにねじれも右から左へきつくなっているので、

右の腰椎からでる神経が圧迫されやすく右のみのしびれとして出てきます。

そういう方は一度、日頃の動作の癖や仕事や家事などで

右から左へ動く習慣がないかなど意識してみてみるといいと思います。

 

 

SalaSaでは右から左にねじれている患者さんに対してまずすることは

・右の肩を広げて左の肩を内に入れるような施術であったり

・右と左で逆な動きをして左右のバランスをとったり

・ねじれをとるお灸をしたり

・肝臓に関係のある背中と腹部にショックを与えて突っ張りを緩めたりなど

まず大まかなねじれを取る前処理施術をしてからしびれに対しての根本を改善していきます。

基本、

人間の身体は右から左に回転している

右から左にねじれやすい

です。

それは、常日頃お伝えしている筋肉の偏り習慣からくる片側への症状の出方です。

 

 

 

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腰痛からくる足のしびれは人によって左側がしびれる人もいますし、

骨の間が詰まりすぎて両方の神経が圧迫され両足のしびれ、麻痺感覚の人もいます。

因みに坐骨神経痛のしびれは腰椎から出ている神経が圧迫されているのではなく

お尻を通っている神経がお尻の筋肉によって圧迫されずにしびれという症状がでます。

筋肉によって神経や血管の位置が安定していたらいいのですが

筋肉に圧迫する力がないと神経や血管が暴れて正常な役割をこなしてくれません。

 

ちょうどミミズみたいな状態です。

ミミズは土の中にいると土の圧迫を受けながら安定して動きます。

しかし土の中からミミズを地上に出すとビックリするのでしょうが

土の圧迫がなくなって勢いよくクネクネします。

 

それと同じで、本来なら坐骨神経という大きな神経はお尻の大きな筋肉で守られているのですが、

筋肉が弱っているとミミズと同じで神経をしっかり圧迫されずクネクネと動いて安定しません

(クネクネまではしないですが不安定な状態です)

 

程よい圧で安定しない神経は、刺激を受けてしまい、

坐骨神経痛としてしびれがでます。

左右のお尻の形を比べるとしびれているお尻の方が

柔らかかったり丸みがなかったりします。

 

坐骨神経痛からもわかるように左右の筋肉の違いが

骨の位置や神経の左右のバランスに悪影響を及ぼしてしまうのです。

緊張が強い方の筋肉(よく使っている筋肉)から出ている神経は

圧迫されやすくしびれや痛みがでやすいです。

逆に緊張が弱い方の筋肉(より使わない方の筋肉)から出ている神経は

強い筋肉の方に引っ張られて伸ばされていることが多いので麻痺感覚がでやすいです。

 

最初にも書きましたが背骨の両側から出ている神経や血管は左右対称です。

筋肉の使い方に偏りが出ると神経も偏って引っ張られるため

片方だけにしびれが出るということになります。

基本、人間の身体は右から左にねじれやすい。

しびれも右の方が出やすいということです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

☆おまけ☆

今までお身体の不調や痛み、しびれやだるさなどについて書いてきました。

ここで突然ですが、みなさんに質問です♪

「自分のことは好きですか?」

「自分より他人のために大切なお時間使っていないですか?」

「生きていく中で、周りの目を気にしたり、誰かと比較して生きにくいと感じたことはありませんか?」

「心の不調や痛み、喜びや安心という内側の感覚は感じていらっしゃいますか?」

 

「心」と「身体」は繋がっているというところで

今後は内面の部分も書いていこうと思います。

自分が感じている心の内側にフォーカスすると

あら不思議♪

本当はとっても軽やかで生きやすい世界だったのね♪と

心が楽になります。

心が軽くなると身体も軽くなりますし、

身体が軽くなると心も軽くなります。

今、悩んでいる方や人間関係がこじれている、

自分のありのままを出して生きたい!など心の部分がスッキリしない場合は

心の在り方を整えると随分と生きやすくなるものです。

そういったことも書いていきたいと思いますので

「心」と「からだ」を整えてぜひ自分の人生を生きてる~!

という感覚で日々過ごしていけたらと願います☆

 

 

それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございます(^^)/

 

 

 

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