ホルモン バランス が 崩れる?ホルモンってどんな働きをするの?

みなさん、こんにちは(^^)

日々、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

今回は人間の体の中に分泌される「ホルモン」について書いていきますね^^

 

ホルモンやホルモンバランスという言葉はよく聞くと思いますが

実際、血液や涙、痛みなど目で見えるモノでもないし、感じられるものでもないので

体の中で一体どういう働きをしているのか

そしてそのホルモンのバランスが崩れると身体にはどんな影響が出るのでしょうか?

 

そこでまず

◎ホルモンとは??

ホルモンとは身体のさまざまな働きを調整する化学物質です。

簡単に言うと私たちの「身体の状態を常に一定に保つ働き」をしているのがホルモンです。

化学物質というと人工的に作られたもののようなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが

人間の身体の中でも作られているのです。

 

元素やいくつかの元素が引っ付いたものを科学物質と呼ぶので身近な物では

塩(ナトリウムと塩素が引っ付いたもの)や水(水素と酸素が引っ付いたもの)も化学物質です。

人工的に作られたものも自然に作られた物も科学物質となります。

 

 

◎ホルモンが作られる場所

ホルモンは体の色んな臓器の内分泌線という所でそれぞれ役割の違うホルモンが作られています。

 

内分泌腺には

頭の中にある「脳下垂体」

喉にある「甲状腺・副甲状腺」

腎臓にある「副腎」

膵臓にある「ランゲルハンス島」

卵巣・精巣にある「生殖腺」

 

またこれらの臓器で作られるホルモンをさらに「作りなさいっ!」と指令をだすホルモンもあります。

ホルモンは身体にとってとても重要な役割を担っているのですが

身体の中に分泌される量は一生の内ティースプーン1杯程度と言われています。

50メートルプールいっぱいの水に対してティースプーン1杯程度という非常に少ない量で

効果を発揮する驚異的な化学物質を私たちは自分の身体の中で作っているんです!

スゴイですよね!

 

そこでそれぞれのホルモンがどういう働きをするのか書いていきますね。

 

 

◎ホルモンの働き

《甲状腺ホルモン》:全身の細胞の働きを活発にし、成長を助ける働きをします。

甲状腺ホルモンが

多すぎる➡バセドウ病

少なすぎる➡むくみなどといった症状がでます。

 

《副甲状腺ホルモン》:甲状腺の後ろにある4つの粒みたいな小さい器官で骨や腎臓に働きかけて

血液中のカルシウムを調節しています。

副甲状腺ホルモンが

多すぎる➡骨の中のカルシウムが減り骨軟化が起こります。

少なすぎる➡神経が興奮して手足の筋肉のけいれんが起こりやすくなる。

 

副腎は腎臓の上にある三角形をした左右一対の器官で副腎の表面と奥で二種類の働きがあります。

《副腎皮質ホルモン》:血液中の水分やミネラル、糖分の量を調整する働きがあります。

多すぎる➡むくみや高血圧、顔が満月のように丸くなる「クッシング病」になる可能性もあります。

少なすぎる➡皮膚の色が青銅色になりだんだん弱っていき「アジソン病」になります。

 

《副腎髄質ホルモン》:アドレナリン、ノルアドレナリンなどストレスに対する反応を調整する働きをしています。

※アドレナリンもノルアドレナリンも身体と脳が戦闘モードに切り替わり、立ち向かうことが出来ます。

二つのホルモンの大きな違いは、脳への精神的な作用の有無です。

アドレナリンは身体への作用が主で心拍数や血圧を上昇させて目の前の恐怖や不安に対して戦闘モードになります。

一方ノルアドレナリンは痛み、かゆみ、寒暖差、人間関係などのストレスによってアドレナリンと同じく

目の前の恐怖や不安にたいして精神面での戦闘モードになります。

人間の身体ってあらゆる方法で自分を守る手段を備えてるんですね!

 

《ランゲルハンス島》:ランゲルハンス島の中にある細胞で作られており、

腸での消化を助けるホルモンや血液中の糖分の量を上げるグルカゴンや糖分の量を下げるインスリンなどが分泌され

身体のさまざまなバランスを調整する働きをしています。

 

《性ホルモン》:男性は精巣、女性は卵巣という生殖腺からホルモンを分泌し、

男らしい体つきや機能、女らしい体つきや機能を作り出す働きをしています。

 

 

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これだけでもホルモンって私たちの身体にとってなくてはならない存在ですよね!

少ない量で目立つ働きは感じないけど健気に私たちの身体を守って正常に維持してくれてたんですね!

その他にも、腎臓では血液を調整するホルモンや骨髄では赤血球を作るように刺激を与えるホルモン、

脂肪組織では体脂肪を一定に保つためのホルモンなど確認されているだけでも100種類もあり、

さらに今もなお発見され続けられているホルモン。

 

 

どのホルモンもほんの少しの量で効果を発揮し、必要なタイミング必要な量を作り分泌することによって

身体のバランスは保たれています。

ホルモンのバランスを崩すということは、ホルモンが必要な時に分泌されなかったり、

必要以上に多く分泌されたり、また逆に足りない量で分泌されたりという正常な働きがなされない時に

不調として身体や精神面に現れます。

 

また最初の方に書きましたがホルモンを分泌しなさい!と指令を出すホルモンもあるとお伝えしました。

指令を出すホルモンは頭の中心付近にある脳下垂体という小指の先ほどの小さい器官です。

その小さい脳下垂体の前と後ろで指令する内分泌腺が違ってきます。

 

脳下垂体の前側(脳下垂体前葉)が刺激を与えるホルモンに

《成長ホルモン》:成長を促進するホルモン

《甲状腺刺激ホルモン》:甲状腺を刺激して代謝upを促すホルモン

《副腎皮質刺激ホルモン》:副腎皮質を刺激して血統を上昇させたり血圧を上昇させたりする

《性腺刺激ホルモン》:性腺を刺激して乳腺発達や精子形成を促します

脳下垂体の後ろ側(脳下垂体後葉)が刺激を与えるホルモンに

《抗利尿ホルモン》:水の再吸収促進して尿の量を調節します

《子宮収縮ホルモン》:出産時に子宮を収縮させて分娩を促進します

 

 

SalaSaの整体ではこれらのホルモンを分泌する臓器(腎臓や膵臓など)に関係する背骨を整えることはもちろん

首から背中のラインも整えていきます。

それは臓器に指令をだす刺激ホルモンが頭の中にあるからです。

ホルモンは血液によって全身に送られます。

身体より首が前にあると肩コリや首コリもしますし血行不良にもなります。

すると血液で運ばれるホルモンはスムーズに目的の臓器に届きにくい状態になります。

身体の基本のラインは耳の位置からくるぶしが一直線になっていることです。

その形に近づけるように首、肩、背中を中心に頭蓋骨から骨盤を整えていきます。

 

すると生理が来なかった患者さんに生理が来るようになったり、バセドウと診断された方の数値が下がり

眼球の飛び出しが改善されたりと身体の形を整えることでホルモンによる症状も改善されていきます。

ホルモンバランスが崩れる前に日ごろの姿勢や無意識の身体の使い方の癖が偏らないようにストレッチをしたり、

定期的に筋肉のコリをほぐして血行を良くしたり、精神的な面では過剰なストレスを長期間受けない事を

日常で意識しているとホルモンバランスを崩さないための予防になります。

日頃から自分の身体や気持ちをおろそかにせずに向き合うことも大切に。。

 

 

 

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