産後の骨盤矯正っていつからしたらいいの?意外と知られていない分娩直後と産後・・今回は産後の骨盤矯正について☆

みなさん、こんにちは。

日々、いかがお過ごしでしょうか?

今回は「産後の骨盤矯正」について書いていきますね。

 

 

 

産後の骨盤矯正と言われても

「どのタイミングで体を整えたらいいのか」

わからなかったいという質問をちょこちょこいただいてたので

今回のテーマとして書いていきますね。

 

 

 

野口整体を基本としたSalaSaでの産後の過ごし方をまずはお伝えしたいと思います。

産後はひとつの命を世に出すという大仕事を終えた身体です!

 

そんな命がけのイベントによって体は大きく破壊されてます!

想像をはるかに超える衝撃を受けています!

 

 

 

そんな体が整体的にみてしっかりと元に戻ったと言えるまでには

最低6か月~1年以上はかかります。(授乳期間があるため)

 

その中で重要になってくることが産後の1ヶ月!

特に大事な期間です。

そして余裕があれば2か月間はしっかりと休んでください。

 

 

 

「休む」とは・・

赤ちゃんのお世話(おっぱいをあげたり、オムツを変えたり)と

自分がトイレに行く以外は横になって休む。

ということです。

 

 

 

なかなか難しい事かもしれませんが、この期間は「赤ちゃんのために」ということを

早い段階からご家族に伝え、協力をしてもらえるよう話し合いをしておき

自分を甘やかす期間として過ごしてほしいと願っています。

 

 

 

最近でこそ少なくなっていますが、昔からの日本の風習で里帰り出産というのがありますよね。

里帰り出産のおもな目的は、産後のママがゆっくり休み、身体を回復させることが目的なのです。

 

出産直後のママの体は「満身創痍※1」といってもいいくらいダメージを受けた状態。

「産褥期※2」と呼ばれる出産直後~2ヶ月くらいまでは、とくに休養が必要とされています。

 

 

出産で相当なエネルギーを使ってますし、骨盤や子宮、膣がじわじわと元に戻っていく大事な期間ですので

しっかりと休養を取りましょう。

※1 まんしんそうい:全身傷だらけでボロボロな状態。または心身ともに痛めつけられた状態。

※2 さんじょくき:出産後、身体が妊娠前の状態に戻るまでの期間

 

 

 

ここで無理をしてしまうと、のちのちの身体への不調(腰痛や肩こり、頭痛など)や

精神的な不安定さに繋がります。

妊娠前よりも調子が悪くなってしまう方もいます。

それに産後からは子育て・家事などでさらに体力を求められるママ。

 

 

 

この期間にしっかりと充電して、ママが元気で楽しく子育てが出来るため

精神的な面とお身体の状態を安定させておきましょう。

 

 

 

何回もいいますが、その為にはこの産後の1~2か月という期間が

とってもとっても大事な時期となります。

 

 

 

そして休養の際に注意してもらいたいことがもう一つあります。

それは出産に関して、骨盤はもちろんですが頭蓋骨がとても関係しているということです。

 

妊娠するということは、骨盤が徐々に開き、出産後には徐々に閉じていくのですが

実は、骨盤だけではなく頭蓋骨も同じように出産に向け徐々に開いていき、産後は徐々に閉じていきます。

 

 

 

「産後うつ」「ヒステリー」を防ぐためにもこの1~2か月の間、注意していただきたいこと

 

 

それは「目を使わない」ということです。

スマホを見たり、本を読んだり、まぶしい光に当たったりということはなるべく避けてください。

目からの刺激によって頭蓋骨に影響があり頭がゆがむ原因になるからです。

 

 

 

前述したように、頭蓋骨がゆがみながら閉じていくと「産後うつ」や「ヒステリー」になりやすくなるのです。

それだけこの産後の1~2か月はとっても大事な期間ですのでのんびりとわがままに過ごされる覚悟をしてくださいね。

 

 

 

 

そして産後の骨盤矯正の時期ですが

この期間をしっかりと休んである程度、骨盤を安定させた後に

矯正を始めると産後の骨盤はとってもいい状態で引き締まっていきます。

 

 

 

「産後の骨盤矯正は1~2か月経ってから」

という意識を頭の片隅にでも入れておくといいかと思います。

※よっぽど産後に支障を与えるようでしたら一か月経ってからお越しください。

 

 

 

そこで、ここからは産後にどのような治療をするのかを少しお伝えしたいと思います。

 

産後の治療はお身体がまだまだ元に戻っていっている段階なので

呼吸を利用して痛みの少ない治療をしていきます。

 

面白いもので呼吸というのは

自分のお身体を自分の呼吸によって一番いい状態へ戻してくれます。

 

妊娠中は赤ちゃんの成長に合わせて身体を大きくするために、

そして出産後は元通りの身体に戻すためにどんどん変化してくれます。

 

その時期に合わせて呼吸によって骨盤を引き締め、

足首の土台や足裏を安定させ、

子宮と関係のある手首など全身を引き締めていきます。

 

 

 

手首などの関節もまだグラグラしている状態の中、

授乳の時には意外と重たい赤ちゃんの頭を支えているので腱鞘炎になる方も多いです。

(あなただけではありません。。)

 

 

 

産後のお身体は全部の関節が広がっている状態なので

ガンガン刺激を与えるというよりは

優しく呼吸によって中から引き締めていく治療をしていきます。

 

 

 

 

余談ですが、

出産で女性の身体は良くも悪くも大きく変化

します。

 

 

 

最後の赤ちゃんを出産した時は身体を変えるラストチャンスと思って

しっかりと休養をし、しっかりと治療を受けていただきたいと思います。

 

それによって妊娠前よりも元気で若いお身体になります。(分娩直後の注意点もありますが・・)

 

 

 

ご自分のお身体を労り、そして子どもたちにとっても元気で明るいママでいられるように。。

女性が元気だと家庭の中も明るくなり、社会全体も明るくなると思って治療をしております。

 

大阪南森町から元気な女性を増やしていくお手伝いをしています♡

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます(^^)